終活/終活ノート

皆さんこんにちは。 8月も2週目に入り、私の住んでいる地域では一時期に比べ暑さも少し和らいできたような気がします(それでも暑いですが・・・)。

さて本日は、最近よく見聞きするようになった、『終活』についてお話ししたいと思います。

終活と聞くと、墓じまいや遺言など、若い方から見れば、『終活なんて、まだまだ俺には関係ないわ。』とか、ある程度お年を召された方にとっても、『終活なんて、死ぬ準備みたいで縁起でもない。まだまだ、人生これからやん!』と思われる方が結構いらっしゃると思います。

確かに、『終活ってなんとなく、こうちがうんかな。』ってぐらいはわかると思いますが、そこに隠された本当の意味、また、終活を通してはじめて気づくその大切さについては、気付かれていない方が多いと思います。

終活とは、自分の今までの人生、現在、そしてこれから人生の終焉までを考えることを通して、自分を見つめ直し、今この時を、より自分らしく、よりよく生きる活動のことを言います。

『ふ~ん。思ったより前向きやん。でも、何から始めたらええんや?』と皆さん思われますよね。 そこで登場するのが終活ノートです。 自分の人生の棚卸し。 自分がどんな環境で生まれ、どんな人と出会い、どんな学校に通い、どんな人生を歩んできたか。 また今、なにを楽しみにし、なにを不安に思い、日々なにを考えて生きているのか。

書きたいときに、書けるところから書き込んでいいんです。 あとから見直したときに、『やっぱり違うかな』って思ったら、何度書き直しても構いません。 『終活ノート』の良さは、ノートを書くという行為を通して自分自身を見つめ直すことができ、その時間自体がかけがえのない大切な時間となってゆくことだと思います。

また、なかなか直接口にしては伝えずらい、あなたの大切な人への思いや、今までお世話になった人への思いなどをつづっていく事で、これからの人生どう生きていくべきか。 また、日々何を大切にしながら生きていけばいいのかなどが、少しづつ明らかになっていくのが終活ノートの良いところです。

そして、これからの人生でやりたいこと、自分が元気なうちに会いたい人、行きたいところなど人生の目標をはっきりさせていく事によって、自分の未来がより良い物になっていく。 それが終活の真の目的だと思います。

この記事をご覧になって、『ふ~ん。終活ってなんか面白そうやん!』って思われた方は、ぜひ終活ノートに書き込むことから始めてみてください。 もし、不安な点、わからない事などあれば、いつでも安心してお問い合わせください。 弊社には、終活カウンセラー2名在籍しております。

すべての項目を書き込まなくても大丈夫です。 書きたいところ、興味のあるところから書き込んで、わからないところは飛ばしていきましょう。 後から見直して、『やっぱりこうかな?』なんて書き直すことも全然オッケーです! また、しまい込んでしまわず、いつでも目に付くところに置いておくのもいいかもしれません。 思い立った時に書けますからね。

これからの人生をより良いものにするために、ぜひチャレンジしてみてください!! それでは今日はこの辺で。